雑記

ゲームの記事はネタバレを含みますのでご注意ください。

スリーピングドッグス

公式(要Flash

仕掛中のゲームは結構たくさんあるんですがまた買っちゃった。
2012年発売のゲーム。香港を舞台にした箱庭クライムアクションゲーム

オープンワールドとか箱庭とかのジャンル名がいまいち区別ついてないんですが、ジャストコーズ2が結構好きだったので楽しめるはず。
実際できることは結構似てます。フックショットがない以外。
どちらも最終的に開発してるのがスクエニのロンドンスタジオなせいもあるのか、はたまたGTAセインツロウなんかもやってみれば近いのかわかりませんが。

タイアップでリコ(ジャストコーズの主人公)の衣装が手に入ってついでに銃までついてきたのは驚きましたけど。
ストーリー序盤でまだステゴロのみ、せいぜいレンチやナイフしか出てきてないっての…
いやそりゃ銃を持ってないリコとか想像できないけどね。

香港映画が特に好きとか詳しいってわけではないんですが、ノリはなんとなくわかる。
主人公は香港生まれでアメリカに渡って警官になり、任務で香港に戻ってきて警官であることを隠して香港マフィアに潜入するというよくありそうな筋書。
ジャッキー(お調子者キャラ)お前絶対途中で死ぬだろ!とか、レストランの女将の太ったおばさんがウロウロ歩いてるだけで妙な威圧感があってすげえ怖いんですがよく見たらパケ裏に彼女が出刃包丁振りかざしてるシーンのSSがあったりとか。味方なら楽しみなシーンだけど敵だったら泣く。香港映画じゃないけど『哀しき獣』ミョン社長に近い恐ろしさがある。

戦闘は上でも言いましたが現状基本殴り合いです。アクションRPGでは近付くのが怖くていつも弓を選ぶ身としては最初はビビりましたが、逆に敵も飛び道具を使ってこないので安心。
今のところ難易度はゆるめ。敵は攻撃時に体が赤く光るのでカウンターが決めやすいです。映画版グリーンホーネットの加藤ビジョンみたいね。

とりあえず結構遊べそうです。
箱庭ゲーが好きと言ってもなんでもいいわけじゃなくて、個人的に風景が大事。すごく大事。自然豊かなのとか色鮮やかなのが好きです。
ジャストコーズ2は南国なせいか空がとても明るくて、都会とジャングルの対比が楽しいし海もきれいだったから結構好き。
このスリーピングドッグスも今のところごみごみしたスラムをうろついてるんだけど、中国っぽい派手な色合いのネオンとか寺社があるので耐えられそうです。人の服装も色数多い。
GTAとかセインツロウとか、やれること自体は面白そうだなーと思うんですがいまいち購入までいかないのは自由にウロウロできるその舞台に魅力を感じないせいです。
Falloutとかもな…ディストピアにまるで魅力を感じない。

ドラゴンズドグマは色数が地味なのがとても残念でした。序盤で盗賊にヒーヒー言ったり夜がガチで暗くて洞窟で一夜明かしたりとかドラゴン戦の盛り上がりとか、ゲーム自体すごく面白かったんだけど世界に愛着はない。
あとRPGによくある、終盤になると空の色が気持ち悪くなるってのまじでやめてほしい。キングダムズオブアマラーも平原とかDLCのナロスとかすごく好きなんだけど、クリア目前になってやってきた最後のフィールドが全体的に灰色でやる気がカタ落ちして投げてる。
そりゃラスボスを倒せば世界が明るくなるのかもしれないけどラスボス倒したらゲームクリアでしょ?クリアデータ読み込んでもラスボスは倒す前に巻き戻ってるんでしょ?ラスボス倒して平和になった後の世界をもっと歩かせろよ!

その点ファンタジー要素がなく(=終盤で世界が変わったりする心配がなく)、かつ舞台自体が明るい感じのゲームは安心。
食堂の女将の勇姿を見るまでは頑張ろうと思います。敵だったら怖くてその時点でで投げるかもしれないですが。
強い弱いとかそういう問題じゃない本能的に勝てない相手というものがいるんだと私はミョン社長で学びました。