雑記

ゲームの記事はネタバレを含みますのでご注意ください。

読書

坂上香『プリズン・サークル』 unlearnについて

更生を目的として受刑者同士の語り合いの場をもつ刑務所を題材としたルポ映画の監督による、映画と同名の書籍。 https://amzn.asia/d/hTN3kTY 映画の方は上映当時に渋谷で観た。 prison-circle.com 余談だが、この映画を何をきっかけに知ったのかの記憶がな…

岡田育『我は、おばさん』

読んだ。 母親にならずおばさんとして次の世代に口を出す。それがもたらすかもしれない解放と、無責任だからこそ害悪にもなりえる難しさを説いているのは、いい。 でもどうしても引っかかる。 姪たちを励ます、少女たちを母親とは違う視点から助ける、そんな…

ハンナ・アレント『人間の条件』

まだ読み始めだけど面白い記述があったので。 公的(パブリック)な場でできるような自己実現は、私的(プライベート、語源は「奪われている」)空間では達成不可能である。 ギリシャ時代でいう「プライベート」とは生命の存続のための行動のこと、つまりは商売…

フランクル「人間とは何か」読書メモ:信仰について

犬が病気の治療のために獣医に連れて行かれた時、かれはなぜ主人が自分をこんな嫌な目に合わせるか理解することはできない。それでも、そのためにかれの主人への信頼、主人への愛が崩壊することはない。苦悩を試練と受け入れるというのがこういうことなので…

読書メモ

ドイツ・ユダヤ精神史―ゲットーからヨーロッパへ (講談社学術文庫) 山下 肇 http://www.amazon.co.jp/dp/4061591975/ref=cm_sw_r_udp_awd_DrBHtb01JAYHB事前知識が足りていない感は凄かったがわからないなりに面白かった。紹介されている思想家、作家達には…

フランクルについて覚書 : 「態度価値」=「かっこよさ」

「マンガで分かる心療内科」の最新話がV.E.フランクルを取り上げていました。 自分にとっては結構タイムリーだったのでちょっとびっくり。収容所のエピソードなんかは以前ここにちらりと書いた『夜と霧』にもあるもの、 3つの価値については現在チャレンジ中…

V.E.フランクル 『夜と霧』(新訳)

これからの人生どうなるのかウダウダ悩み出してしまっているので、数年前に書評を見て興味を持っていたこの本を思い出して購入。第二次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人強制収容体験というヘビーな話題でありながら、読んでいてしんどいということ…