雑記

ゲームの記事はネタバレを含みますのでご注意ください。

Lorelei and the Laser Eyes プレイ記録 <12>

100%にした。あとパッと出てくる感想。

ドル札残り3枚回収。Steamのコミュニティを参考にした。
床に空いた穴の右側のハンマー、何か起きた後のダイニングの倒れた椅子、遊戯室Ⅱの奥のソファ裏。

ゲーム注文。Year Walkは売り切れ、ilo milo shuffleとSPL-T 2は買えた。写真記憶埋まったかな。
これで95.5%。

残り$19をガチャガチャに突っ込む。
SPL-T 2のステージ?っぽいやつとか、ゼルダの妖精っぽいやつとか、さよならワイルドハーツの主人公とか剣とか、Year Walkのヤギとか。
ネタ元わからんやつもあるがきっとSimogoの過去ゲームなんだろう。
お金ちょうど使い切った。

まだ95.5%のままなんですが。前回のクリア時から逆算すると95.7必要なはず。
映像記録は全部埋まってる。…あ、抜け道15か。

不格好だが総当たりだ。5の倍数だろうなとは思うのでそれでやってく。90?で開いた。半分寝てたせいでちゃんと見てない。
普通に解き方わからんままやん…。

まあいいや、95.7%。もう一回ED。レーザーの目で見通す、を選んだ時のセリフも見たい。

スパコンにログイン。真実シークエンス起動。
なんでフクロウ娘がLoreleiにお礼を言うんだろう。

フロッピーディスクの街の記憶あたりでprintが出る。

歌詞01のマップ: 4b61663637374

2文字ずつアルファベットにしちゃ桁が溢れる。えーなんか意味はあるだろうに。
ギリシャ文字はわかってるの少ないし、3文字ずつだから合わない。
まあいいや、メモだけ取っておこう。

歌詞02のマップ: 6475
歌詞03: 6d6972
歌詞04: 7665727a656968656e2c
歌詞05: 52656e7a6f3f

飛ばして取調室でも数字でた。
9200919020913502015031514651919

最後の選択肢、「私はレーザーの目で見届ける」を選んでもネロのセリフは変わらなかった。そうなの?
前回選んだ選択肢だとネロのセリフ、こっちの選択肢だとローレライの選択肢に見えるんだが。いやでもこの状況のローレライにそんなこと言ってる余裕ないよね。ネロのセリフか。
その後のセリフも「真実に最も近いもの」。100%にしても変わらないのか。

クリア。


ビジュアルは惹かれないし、「パズル楽しー止まらないー」だけで遊んでたけど、結末はなんか胸に来た。

Renzoは終始ウザかったし、Loreleiにとっては訳のわからない狂人だったはず。
それでも、どこか惹かれるものがあったのかもしれない。恋愛的な意味じゃなく。芸術家としてその願いを応援したいというのとも少し違う。
RenzoにとってもLoreleiは、自分の脚本の完成のためのパーツを作成してくれる協力者にすぎない。
彼が狂ったのは別に彼女のせいじゃない。突き飛ばされなくても死んでいただろう。彼はもう死んでいて、51年囚われていると話すのはあくまでも彼女の頭の中の彼だ。

それでも、51年囚われて、最後に彼女のベッドの横に座って優しく語りかける姿に、この二人の絆のようなものを感じた。

好意も仲間意識も何もないだろう。あるのは互いの芸術への敬意くらい。
ただ、強烈な事件を通過したことで、離れることができない・忘れることができない存在になっただけ。
呪い、取り憑いた悪霊のようなものだ。
でも、ラストシーンのRenzoは最後に彼女の目を優しく閉じてやった。あれはLoreleiの願望でしかないのかもしれないけど、不自然でもなかった。
怒りも恨みもそこにはない。諦めと、苦労を分かち合った連帯。
Loreleiの苦労はRenzoの発狂(流石に演出ではなくどこかおかしかったんだとは思う)のせいだし、Renzoの死は少なくともトドメはLoreleiの混乱のせいなのだが、根本的な原因や責任をお互いに求めてはいない。
あれは仕方がなかったのだ、悲劇だったのだ、そういう受容。
Renzoの芸術を理解していたLoreleiだから、余計に同情的だったのかもしれない。
Renzoが狂ってしまったこと、Loreleiがその後ずっとその件を引きずっていたこと。それぞれに対する労りがある。
もういいんだ。もう休みましょう。

この物語は老Loreleiの、過去に体験した恐怖と、自分が犯した罪の記憶を掘り返す旅。
わざわざ掘り返す、その真実を発見する必要があったのだから、おそらくは記憶を封印していたのだろう。
彼女自身もthe Third Eye運動に参加し(立ち上げ?)てスラウェシまで行っているのだから、第三の目の物語が本当なのではないかと信じようとしていたところもあったのだろう。
参加者には「諦めたような目」と言われていたが。虚構だとは彼女自身が誰よりもわかっていて、それでもインドネシアまで足を運んだ。何か見つかると思ったのだろうか。
あるいは自分の書いた脚本にはまりこんでしまったRenzoを悼んでのことなのか。彼が見たものを自分も見ようとしたのか。

Renate Schwarzwaldはおそらく実在の人物だが、彼女と奇術師の物語はおそらくRenzoの創作だ。
第三の目も、迷宮も、赤き獣も、現実にはありはしない。
Renzoは単に自らの脚本の舞台として、それらしい過去のあるHotel Letztes Jahrを選び、作品に必要なパーツとして説得力のある迷路を作ってもらうためにLoreleiを招いた。
Renzoのおかしな言動がどこまで演出で、どこまで本当に狂っていたのか、それもわからない。流石に両目を抉るのは演出じゃ済まないとは思うから、おかしくなっていたのは事実だろう。
Loreleiは狂人に巻き込まれただけの被害者。それでも、その狂人を蔑むだけではいられなかった。同じ芸術家として。自分が手にかけてしまった相手として。

Renzoはとっくに死んでいる。
だからラストシーンでRenzoがLoreleiの目を閉じさせたのは、Loreleiのイメージであって、Renzo自身の言動ではない。
それでも、不思議な説得力があった。Loreleiが51年間Renzoを殺した罪に囚われていたのと同様、RenzoもLoreleiの内に囚われていた。そしてようやく、お互い自由になった。そんな非現実的な筋書きが、なぜだかしっくりくる。


それにしても、the Laser Eyeとは何だったのか。最後の最後までそこはよくわからなかった。締まらないなあ。
「全てを見通す目」みたいな感じなのかな。ビジュアル的には光ってはいたがレーザー光を出していたわけではない。
歌詞は昔からあるスタンダード・ナンバーとかなのかな?と思ってググったがなさそうだったし。
英語のフレーズとして何かあるのかね。


そしてタンポンはなんだったんですかね?