雑記

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Kingdoms of Amalur:Reckoning 途中感想

昨年に購入して、現在Lv29(上限は40)、メインクエはメル・センシアへ出港する直前。
ドカルファー男の、ややソーサリー混じりのフィネス育成。スキルリセット経験なし。


地名人名種族名団体名概念歴史用語と、オリジナルな用語が序盤からこれでもかこれでもかと出てくるので、慣れるまでは異国に迷いこんじゃった感が半端ない。
NPCとの会話で解説や個人的見解を聞かせてもらえるけど、解説にもやっぱり用語が登場するので最初はちんぷんかんぷん。
特に地名の示す範囲は地名を聞いただけではわからないので…。国名と都道府県名と市区町村名のどれなのかが区別がつかない、とでも言えばいいのか。
まあ地図を見れば書いてあるんだけど、耳慣れないカタカナばっかなので頭に入らなくて苦労した。

ただ、初心者に不親切とはいえ「この世界の言わずもがなの常識」がちゃんとあるところはリアリティがあって好きだ。
この世界は初めてって人にやたら親切に説明してくれる一般住民とか、やりすぎると変だからね。
東京ってどんなとこ?って聞かれて、「この地球には6つの大陸があって、ユーラシア大陸の東にある島国がここ日本で、その首都が…」なんて話さないでしょ。

途中まではサブクエストも余さずこなし、名前付きのNPCには逐一話しかけていたが、初めての大き目の街、イーサに着いたところでくじけた。
まあこれはこなさなければいけないものでもないのでそれでいいと思う。
ただ個別のサブクエスト自体はそれほど苦ではない。一つ一つのダンジョンが短いので、ダンジョンに潜る際にも気張らなくて済む。ダンジョンが長くて一度はいるとなかなか出られないとなると入るのが億劫になるので、ここは本当に良い点。
その分ダンジョンの数が多く焼き増しも出てくるのだろうが、天然の洞窟なんてそんなものでしょう。メインクエストやストーリーがつながっているファクションクエストで訪れるダンジョンはそれなりに派手になっているので、差別化はできている。
特別な場所でなくても適当な洞窟なんて山ほどある、それでいいんだと思う。世界設定としては適当な洞窟は山ほどあるのにプレイヤーは入れない、よりは良い。

難易度はノーマルで進めているが、アクション下手の自分がアイテムごりごり使いながらも何とかなっているのでぬるめなんだと思う。

今のところ印象に残っているクエストは序盤の人に変えられてしまった狼。ファクションではハウス・オブ・バラッド関連。
ハウス・オブ・バラッドは、英雄の伝承を語り継ぐだけでなく代替わりしながら役を演じることで受け継いでいるって辺りが非常に物語的で好きだ。
番人を倒さないと先に進めないけど番人もう死んでる、じゃあ生き返らせてもう一回殺そう!って辺りの無茶苦茶な手続き厳守な古めかしさ、意味不明さもなんだかんだいって好き。
モンスター達がNPCとしてうろうろしているサマーエンドも非常に印象的だった。魔法を解いたら全部こちらに向かってくるのかと思いきやモンスター同士も出くわすと殺し合いになったりする(これは通常のフィールドでもそう)ので割と何もしなくても良かった。
アルカナ大学の精神世界も面白かったが。スタート地点のアリスターの塔だったり、知らない(まだ行っていない?)町だったり。
ウォースウォーンでは派手好き無能とか言われてた二番目の砦のボスが決戦の際にさらっと自ら加勢に来ててちょっと見直した。ああいうのいいよね。