雑記

ゲームの記事はネタバレを含みますのでご注意ください。

Windows10がだいっきらいですという愚痴

自宅のPCをWindows10にしているのだが、本気でやめたくなってきた。

  • 操作不可能になる時間が増えた
    特に重たいソフトの起動中というわけでもないのにしょっちゅうなる。
    ウイルスチェックなんかが裏で動いていた日には、Webブラウジングすらままならない。
    なお、販売時からWindows10の要求スペックは満たしていると謳っていたPC。
  • ニュースや連絡先などのアプリが勝手にインストールされる
    スマートフォンとは違う、と言いたい。私はスマートデバイスとPCとでは期待するものが全く違うので、これは本当に余計。
    スタートメニューで態々アニメーションしたりしてパフォーマンスを下げるのも気になるが、単純にうるさい。
    コントロールパネルからアンインストールが行えるプログラムと扱いが違うのも、不透明性が高く気持ちが悪い。
    正直全てアンインストールしたいのだが、Microsoftが出しているものはアンインストールできないようで、邪魔。
  • Windows Updateの自動更新を止められない
    再起動のスケジューリングをできるようにするかの選択しかできない。ここはProやエンタープライズ版だと違うらしい。
  • エクスプローラの左ペインのフォルダ表示で、7からあった「お気に入り」などの他にも「最近使った場所」などが増えた
    かなり下にスクロールしないとCドライブにアクセスできない。
    それぞれのフォルダがどこにあるかの位置関係をあまり見せてこない、ここも不透明性が高くて気持ち悪い。

パフォーマンスについてはアニメーション切ったりすればまた違うだろう。XPや7でも使いだしたらまずやる設定(ファイル拡張子の表示、プリインストールされたメーカー製ソフトウェア群のアンインストール、スタートアップの整理など)作業はあるし、慣れて設定がこなれてくれば変わるのかもしれないけど、どうにも、それだけではない気がする。

なんというか、自分の持ち物、自分のデバイスであるっていう感触がだいぶ減ってしまった。それはおそらく、自分が(やろうと思えば)把握でき触ることができる部分が前よりも小さくなって、設定した覚えがないのに勝手に動いてる部分が増えたという感触のせいだろう。
自動アップデートの設定で「更新があれば通知し、更新するか自分で選ぶ」を選んでいたのであれば、定期的に更新しますかと尋ねるポップが上がってきてもイライラしたりはしない。
けど、7から10にアップグレードしたいと言った覚えもないのに「今すぐ10にアップグレード!」とかいう妙に気合の入った画面を閉じても閉じても定期的に出されると、正直ウイルスに感染したのと体感としては変わらない。
Windows7の業務用端末ではこれがうるさかったので該当ソフトウェアを削除したのだが、Windows10のHomeエディションでは似たようなウイルス事案があった場合、更新プログラムの削除ができるのかどうかすら怪しい。
Microsoftの公式ヘルプサイトでは「更新プログラムを削除する」という項目がちゃんとある(参照)のだが、Windows7の情報。対象バージョンをWindows10に切り替える(参照)と、

こんにちは。Windows 10 の情報をお探しですね。その情報は新しい場所に移動しました。
Windows に対応する新しいコンテンツは、トップ カテゴリや人気上昇中のトピックから見つけることができます。

とだけ出る。「新しい場所」とやらが一体どこなのかリンクはない。

初めからブラックボックスなのであれば、そういうものとして認識するから違和感も覚えないけど、前より不自由になると、鬱憤が溜まる。
なんというかMicrosoftからは、「ライセンスを売りはしたけど、Windowsはウチのものだからね!ウチが使っていいって言ったもの以外は勝手に触らないでよね!触っていいのはウチだけだからね!」という、執念みたいなものを感じる。 iPhoneAndroidタブレットを使っているのでスマートデバイスがどういうものかは理解しているが、AppleだってアプリのやOSの更新をいつやるかは自分で選ばせてくれる。

OSのデファクトスタンダードになって、「パソコンができない」とかいう意味不明な音声を発するド素人までお客様になったWindowsの悲哀を感じる。
ハードウェアのスペック生かしきれない古いOSは捨てて、新しくて今風で面白いものをもっと作りたくても、「会社全体で何万台と使ってるんだからXPもサポートし続けてくれ」とか言ってくる客がいたりする。
Appleは顧客に要求するリテラシーがそれなりに高い。ライセンス販売じゃなくてハードウェアから独占で作ってるから価格が維持できて、「とりあえずネットとメールができれば便利って聞いたから、パソコンが欲しい」という人は手を出してこない。所持している人は使い勝手だけでなく「Macを所持している」というステータスシンボルのような満足感も一緒に買っているわけなので、「パソコンができない」なんてプライドが邪魔して言いにくいだろう。イメージだけど。
最新のMacのOSは触ったことないけど、bash使える時点で、「触りたい人には(自己責任で)触らせてくれる」感がある。
昔はWindowsMacの自由度って逆のイメージがあったんだけどなぁ。

今のPCはリカバリしてWindows7に戻したい。それが無理だったらもうLinux突っ込みたい。そんで、このPCに物理的な寿命が来たら次はもうMacとかにしたい。
ただ一つの問題が、次回作が出たら可能な限り高いスペックのPCを買おうと決意している、TES。Skyrimの時点ではWindowsにしか対応してない。
MacLinuxに対応してくれないかなぁ。しなかったらもうゲームはコンシューマ機でやると割り切って、PCでやるのは諦めるかなぁ…。MOD入れて遊ぶっていうのもやってみたいんだけど、Skyrimはバニラでもかなり楽しめたし、必須ではない。

とりあえず、Windows7に戻す手立てを調べるか。
他のメーカのPCで作ったリカバリディスクはあるんだけど、使えるのかな。